リベット系パーツ埋め込みのコツ-MSGソリッドラプターミキシングビルド

コックピット部のディテールアップ

STG自機風作例の第三回。コックピット内部のディテールアップをしていきます。コックピットは一番注目される部分。ディテールアップしてキャノピーから透けて見える内部メカ部分を際立たせます。

メタルパーツを埋め込みますが・・・

第一回でオーロラデカールを貼ったコトブキヤ「ソリッドラプターキャノピーの内側、コックピット部分。AIユニットとセンサー部分の丸ディテールに2.0mmのHSリベットを埋め込んでみましょう。

プラパーツにメタルパーツを埋め込む加工を施した状態がこちらです。

まずはHSリベットの足を収める穴を、1.0mmのドリルで開けます。

その後、2.0mmのドリルで少しだけ穴を広げ、ゴッドハンド「スピンブレード」2.0mmで底面を平らに削ります。 

HSリベットを埋め込んでみて、フィッティングを確認します。

 

HSリベットのH字が斜めになるように埋め込んでみました。変化を付けることでより視線を集めやすくなると思います。

補足:埋め込みのコツ

HSリベットほか、リベットシリーズには全て足(ピン)があります。これはセンターが合わせやすいようにと、接着剤の逃げが必要なため残しているものですが、取り付けたい場所によっては、ただ乗せただけに見えてしまう場合があります。ソリッドラプターの前側の円形部分に埋め込む場合は、凸型に彫り込む必要があります。下記の図で1〜5まで手順を追って紹介します。

こういう場所に埋め込む時のためにマイナスパイルという杭型の製品があるのですが、現在未リリースですのでHSリベットの形状に合わせて加工する必要があります。

HSリベットの足の径と同じサイズの穴をピンバイス+ドリル刃で開口します。

そのままHSリベットを取り付けてみた予想図ですが、フチに隙間があってあまり見た目が良くなかったので、

直径2ミリのスピンブレードで底面を平らにしてHSリベットの頭が埋まるようにします。

少量のセメダイン「模型用ハイグレード」を穴の周囲に塗布してHSリベットを接着します。3番の状態より奥まった位置まで埋め込めるようになりました。

この画像はマイナスモールド(左)とマイナスパイル(右)の違いを表したCG。取り付けたい場所、表現したい形によって使い分けられます。金色部分に接着剤を塗布して接着します。

 

エナメル吹付けからの拭き取り

本体色(赤)を塗装後、コックピット部分の塗り分けを。今回はエアブラシでエナメルカラーを吹付け。はみ出た部分をエナメル塗料用溶剤を含ませたガイアノーツ「フィニッシュマスターR」でふき取ってみました。

 

ふき取る際のコツは、強く押し付けない、一度にふき取ろうとせずに少しずつ拭き取る、先端のスポンジは小まめに交換する。などです。

塗装後の組み立て

塗装後の状態です。

AIユニットはガンメタル、センサー周辺のディテールはシルバーのマーカーの塗料を小皿に出したものを筆塗り。HSリベットは蛍光グリーンで塗装してみました。

 

前回の記事で紹介したように、「ハイグレード模型用セメダイン」を使用してHSリ

ベットを接着します。

 

完成です。

 

細かなディテールが密集している箇所はそれに合わせて細かく塗り分けを施すと、とてもそれらしくなります。

 

HSリベットなどを使い、塗り分けたい箇所を別パーツ化することで、簡単に好みの色に塗装することができます。

番外編

レイジングブースターのスラスターカバーの丸ディテール。金型の都合でセンターにパーティングラインが入っていたので、いったん削り落としてからやすりで整面、最後に3.0mmのJDリベットを埋めこんでみました。

 

ジョグダイアル形状のJDリベットは丸穴をどの向きにして埋めるかで表情が変わってくるので、楽しいです。